フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第3戦スケートカナダ最終日(2日=日本時間3日)の男子フリーは、日本勢の明暗が分かれる形となった。

 2023年四大陸選手権覇者の三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)は、冒頭の4回転ループで3・30点のGOE(出来栄え点)を引き出すと、4回転サルコー、4回転トーループ―3回転トーループの連続ジャンプも着氷。後半にジャンプのミスが出たとはいえ、何とか演技をまとめ、安堵の表情を浮かべた。

 ショートプログラム(SP)は4位発進だったものの、163・89点をマーク。合計でも253・69点とし、銅メダルを奪取した。GPシリーズ第1戦フランス大会では10位に沈んだが、GPシリーズ2戦目で意地を見せた。

 今季はオンとオフの切り替えを意識。体のケアにも気を配っており「今まで毎日スケートに何かしら関わる生活をしていたけど、何もスケートをしない日、スケートに関与しない日をつくっている」と話していた。ケガに悩まされる中でも、2026年ミラノ・コルティナ五輪に向けて明るい兆しが見えた一戦となった。

 SP2位発進の友野一希(第一住建グループ)は、冒頭の4回転トーループ―2回転トーループの連続ジャンプで2・17点のGOEを獲得。しかし、4回転トーループ、4回転サルコーでミスが出た。3回転ループも回転不足となるなど、演技に精彩を欠き、159・39点にとどまった。合計では251・46点で4位だった。

 優勝は世界王者のイリア・マリニン(米国)で228・97点、合計333・81点と圧倒的な強さを示した。