WWEの〝明日の女帝〟アスカと〝海賊王女〟カイリ・セインの「カブキ・ウォリアーズ」が、WWE女子タッグ王座奪回へ実力行使に出た。

 17日の日本大会で抗争するイヨ・スカイ&リア・リプリーと激戦を繰り広げると、先週のロウでは日本大会で鼻を骨折したリアを嘲笑。カブキ・ウォリアーズとしては3度目となる女子タッグ王座奪取へ向けて、のろしを上げていた。

試合前にもめる(左から)カイリ、アスカ、シャーロット・フレアー、アレクサ・ブリス(©AbemaTV, Inc.)
試合前にもめる(左から)カイリ、アスカ、シャーロット・フレアー、アレクサ・ブリス(©AbemaTV, Inc.)

 27日(日本時間28日)のロウ(カリフォルニア州アナハイム)では、アスカのこれまでの軌跡をたたえるプロモビデオが公開された。ところが、制御不能の女帝は止まらない。この日はスマックダウン所属のWWE女子タッグ王者シャーロット・フレアー&アレクサ・ブリスがロウに乗り込み、ベイリー&ライラ・ヴァルキュリアを相手に防衛戦。バックステージでアスカはライラを見つけるやいなや「オイコラ! わてらが王座戦に出場するはずやったのに、どうなってんねん!」と怒鳴りつけた。ライラが話し出すと「うるせえんじゃ、ボケ、コラ!」と日本語で言い放ち、ものすごいけんまくで去っていった。

 さらにアスカは、バックステージでインタビューを受けるシャーロット&アレクサのタッグ王者にも「おいおい、どないなってんねん?」とウザ絡み。自分たちより先にベイリー&ライラの挑戦を受けたことをなじった。長年のライバルであるシャーロットから「あんたには過去に何度も勝った。でも、私は変わったの」と反論されると「誰もアスカは止められへん」との決めゼリフで不敵な笑み。海賊王女にも「カイリ~~~!!!」と声を荒らげたが、女帝はまだまだ暴走を続ける。

 メインイベントで行われたWWE女子タッグ戦は激闘となり、最後はシャーロットがナチュラルセレクションをベイリーに決めて王座を守った。シャーロットとアレクサがベルトを掲げ、大団円と思いきや…アスカとカイリが王者コンビを急襲。アスカがシャーロットをコーナーポストに叩きつけると、アレクサには2人でボコボコと蹴りを入れまくる。

シャーロット・フレアー(中)をいたぶるアスカ(左)とカイリ・セイン(©AbemaTV, Inc.)
シャーロット・フレアー(中)をいたぶるアスカ(左)とカイリ・セイン(©AbemaTV, Inc.)

 大ブーイングの中で、アスカは女王様にバズソーキック一閃。続けてアスカがドラゴンスリーパーに捕獲したシャーロットに、カイリがコーナー上段からインセインエルボーを投下。必殺の合体技で、女王様を完全KOしてしまった。ライラにも暴行を加えたカブキ・ウォリアーズは「ダメージCTRL」の仲間だったベイリーには手を出さず、不敵な笑みを浮かべて引き揚げた。

 ロウを〝バッドエンド〟に導いたカブキ・ウォリアーズの悪行は、タッグ王座を奪回するまで終わりそうにない。

 この日のロウは「ABEMA」にて放送された。