WWEの〝明日の女帝〟アスカが、〝怪物〟からの口撃を受け流して、話題になっている。
先週末に自身のX(旧ツイッター)を更新。「ゴールドバーグの私に関する発言が今、ニュースをにぎわせている。だが正直なところ、全く気にしていない。彼の言葉は彼自身の視点から出たものだ。それでいい。だから大騒ぎする必要など全くない」と英語で投稿。顔をメイクした自身の動画とともに「私の哲学を聞いてほしい。重要なのは、私が成し遂げたことではない。私が創造しようとしたものだ。哲学とビジョン、そこに真の価値がある。美しさのないものに、私は意味を見いだせない」と記した。
どういうことか?「ゴールドバーグ」とは、今年7月に「サタデーナイツ・メインイベント」で引退試合を行ったWWE殿堂者のこと。1997年6月に米WCWでデビュー以来、圧倒的なパワーを武器に173連勝を記録した〝怪物〟だ。その無敗記録を破ったのがアスカで、2015年にWWEのNXTでデビューを果たすと、18年4月の「レッスルマニア34」でシャーロット・フレアーに敗れるまで驚異の267連勝を飾った。
ゴールドバーグはマイク・バークのポッドキャスト番組「リアル・トーク」に出演。バークから自身の連勝記録はもう破られないだろうと問われると「もう破られてるよ」といい、「WWEのある女の子がね」と発言。「彼らはわざとやったんだ。その女の子に何の不満もないけどね」などと話して、女帝を「ある女の子」と呼んだ上に、大記録を〝つくられたもの〟と侮辱した。これを米プロレスメディアが報じて物議を醸していたが、アスカが毅然と対応した格好だ。
女帝は続けて「あらゆる記録、あらゆるタイトルは達成した。だがそれらは単なる通過点にすぎない。真に重要なのは新時代を切り開くこと。『アスカ以前』と『アスカ以後』を分かつ瞬間を創り出すこと。時代を変える力を持つこと。そこにこそ真の価値と美が存在する」と主張。「記録やチャンピオンシップを追いかけるのではない。それらが私のもとに来るのだ。この世界にはアートが足りない」と結んだ。
こうした厳然とした姿勢には、米メディアも「アスカは正々堂々とした態度を貫いている」(ヴァイス)「〝明日の女帝〟は侮辱に対して侮辱で応じるのではなく、より高みを目指す道を選んだ」(ケージサイド・シーツ)などと絶賛。ユニバース(ファン)も「品格を持っているあなたは最高だ」「アスカはこのビジネスに対して素晴らしい考え方を持っている。尊敬するよ」「ただの〝ある女の子〟。アスカこそ生ける伝説だ」と、SNSには女帝の声明を支持する声であふれている。












