WWEのPLE「クラウン・ジュエル」は、11日にオーストラリア・パースで開催。前日10日には同地でキックオフショーが行われ、タッグ戦で激突するイヨ・スカイ&リア・リプリーと、カブキ・ウォリアーズ(アスカ&カイリ・セイン)が激しく火花を散らした。

 イヨ、アスカ、カイリの3人はユニット「ダメージCTRL」からの盟友だったが、イヨが宿敵リアと共闘するようになり、激怒した女帝アスカとの間に亀裂が入った。女帝はイヨへの介入を強め、前々回ロウではイヨに裏切りの毒霧噴射。イヨもアスカ&カイリと決別を決断して、リアとのタッグでカブキ・ウォリアーズとの決着戦に臨むことに。加えてカイリは女帝から〝パワハラ〟まがいの扱いを受けており、複雑な関係になっている。

 この日もキックオフショーに集まったオーストラリアのWWEユニバース(ファン)で、アスカは暴走しまくる。カイリがファンの前で「私はイヨとリアをリスペクトしている」と言うと、「ちょっと待て! 違うやろ、しばくぞボケッ!」と関西弁で一喝。カイリに「イヨとリアは尊敬できない」「イヨもリアも家族じゃない」「リアはイヨを操っているだけ」などの言葉を強要した。

 さらに女帝は「かわいそうなイヨ!」と叫ぶと、「バカ、バカ、バカ、バカ、バカ!」「イヨ! ばか! 馬鹿!」と日本語でひたすら悪態を吐きまくり、豪州ファンをドン引きに…。司会を務めたマイケル・コール氏からカイリを「虐待している」と指摘されると、「お前、何言ってるんじゃあ!」と名実況アナまでどう喝。カイリに「ワシが怖いんか?」とすごむと、おびえたカイリは「いいえ…決して」と力なく答えるしかなかった。しまいには「アスカは美しい! アスカは強い!」などと、自画自賛のシュプレヒコールを上げる始末。コール氏が「アスカは制御不能…」とこぼすと、再び名MCをののしり「カイリ~~! カモン!」と〝海賊王女〟を怒鳴りつけるのだった。

イヨ・スカイ(©AbemaTV, Inc.)
イヨ・スカイ(©AbemaTV, Inc.)

 一方のイヨは「イヨ! イヨ!」の大チャントを受けながら登場。コール氏から「日本のプロレス界の伝統ではコウハイ(後輩)はセンパイ(先輩)に従うべきとされているが、アスカはあなたをそんなふうに扱ったことはないと言っている」と質問された。イヨは「彼女は私の尊敬するセンパイ」と前置きした上で、「今のアスカは本当にひどい! カイリが経験していることを考えると胸が痛む」と語った。

 続けて地元に凱旋した相棒のリアも現れ、打倒カブキ・ウォリアーズへ意気込む。イヨは「アスカはヘビだ! カイリを操り人形のように扱っている!」と〝姉さん〟と慕ってきた女帝を非難。最後はリア、地元出身のグレイソン・ウォーラーとともに、自身の靴にビールを注いで口にする、オーストラリア流の乾杯でのろしを上げた。果たして、注目の一戦はどうなるのか?

 10日のスマックダウン(パース)は「ABEMA」にて生中継された。