ストロングスタイルプロレス(SSPW)が16日、8月27日の東京・後楽園ホール大会へ向けた会見を開き、初代タイガーマスク(佐山サトル)が元気な姿で快調をアピールした。

 パーキンソン病などで闘病中で車いすに乗る機会が多かったが、7日の新日本プロレス・後楽園大会で行われた四代目タイガーマスクの引退セレモニーでは、弟子の要請に応じて軽快なタイガーステップを披露。観衆を歓喜させた。

ブラック・タイガーにサマーソルトキックを浴びせる初代タイガーマスク(1982年、WWFジュニアヘビー級戦)
ブラック・タイガーにサマーソルトキックを浴びせる初代タイガーマスク(1982年、WWFジュニアヘビー級戦)

 この日の会見でもこの際の質問が飛ぶと、初代虎は「体調はすごくいい。だんだん戻ってきた気がする。前は感情を出せなかったが、出せるようになった。歩けるようになって、タイガーステップを使ったが、あいつ(四代目)もやってくれるかなと思ったがやらないで、ボケッと驚いた顔をしているんで。その代わりお客さんにすごくウケたんで、次回はサマーソルトキックを目指して頑張ります」。ジョーク交じりで、新たな〝口約〟も出た。

 体調が回復してきたのは、「いろんな人が治療してくれた」(初代虎)おかげで、前田日明氏から紹介された薬も効果があり、「本当に調子いい。こんなにしゃべれなかったし、家でも武道の理論がどんどん進んで頭もさえて、全部が復活した感じ」だという。その上でサポートしてくれる周囲に感謝を述べた。

 この後、メインのレジェンド王者・黒潮TOKYOジャパンvs間下隼人の王座戦の会見で、間下が小指に関する際どい挑発で黒潮を揺さぶったところ、初代タイガーもこれに乗っかる形でSSPW・平井丈雅代表をイジってみせた。

 この光景を見た、竹田誠志とSSPWタッグ王者として関本大介&澤田敦士の挑戦を受ける、スーパー・タイガーも「元気なときは佐山先生がご自分から振っていたが、先生が(間下の話に)なにげに乗ってきたので『これは元気だ!』と思いました。タイガーステップといい、元気で心強い。同世代や先輩の前田さん、長州(力)さんらも元気ですからね」と証言。長きにわたって初代の傍らにいた弟子も、復調を頼もしげに見守っている。

 8月8日には東京・豊洲で「初代タイガーマスク四十五周年記念パーティー~初代タイガーマスクを励ます会~」が開催される。初代虎の伝説はまだまだ続きそうだ。