新日本プロレスのNEVER無差別級王者・ウルフアロン(30)が16日、ライオン株式会社のラグビー部「ライオンファングス」との合同練習に参加した。

 この日の公開練習には新日本からウルフ、ボルチン・オレッグ、松本達哉、安田優虎、中原大誠のほか、「TEAM NEW JAPAN」に所属し6月にレスリングを引退した小畑詩音も7月から入門しているため練習生として参加。ファングスのメンバーたちと約1時間30分にわたって汗を流した。

 プロレスからはストレッチに始まり、受け身、ロープワーク、タックルスキル、ラグビーからもタックルスキルのほか、ラグビーボールを使ったパス回し、スクラム、リフトなどのトレーニングが行われた。果たしてどこまで双方の実戦で役立つのかはさておき、実りある〝異業種交流〟となった。

 練習を終えたウルフは「柔道だと体重のかけかたとかが限られてるなかで、他の競技から得られるものは大きいので。タックルの仕方もそうですし、持ち上げ方の概念も一つひとつも違ったのでプロレスに生かせるかなと思いました」と充実の表情。とりわけリフトはプロレスへの応用ができそうだといい「プロレスで高さを出すとなると、ロープに登るとか場外に飛んでいくというイメージが大きかったなかで、ああいう動きを取り入れることで普段と違う高さを出す、かなり生かせる部分なんじゃないかなと思いました」と振り返った。

 現在はG1クライマックスの真っただ中だ。開幕前ではなく期間中の公開練習は異例だが「海野(翔太)さんの欠場であとリーグ戦7試合残っているなかで、一戦一戦成長していかないといけない部分が僕は大きいので。今日知った技術を出せる場面がもしあるのであれば率先して出していきたいですね」と気合を入れ直した。またボルチンも「勉強になったと思うけど、練習を通して毎日同じことをやっちゃうと疲れるところもあるし。こういう違う練習をするのも体にもいいし頭にもいいし、リラックスな感じになると思うので。コンディション的にもすごくいいと思います」と笑顔を見せていた。