WWEの〝明日の女帝〟アスカが、〝ジーニアス・オブ・ザ・スカイ〟ことイヨ・スカイを襲撃。日本の誇る女子2トップがついに決別した。

 アスカとイヨはユニット「ダメージCTRL」で共闘してきたが、アスカとカイリ・セインのカブキ・ウォリアーズが長期欠場したこともあってユニットは消滅。それでもイヨとカブキ・ウォリアーズは盟友関係を続けてきた。ところが復帰後の女帝はイヨが宿敵リア・リプリーと協力することに憤慨。イヨへの介入を強めた。イヨはアスカの援護を拒否し、20日のPLE「レッスルパルーザ」で女子世界王座決定戦に臨んだが、大熱戦の末にステファニー・バッケルに敗れていた。

 22日(日本時間23日)のロウ(インディアナ州エバンズビル)ではバックステージで、リアとニッキー・ベラが新世界王者となったステファニーを祝福。そこにカイリを引き連れたアスカが現れ、「王者にふさわしいのはイヨやで」などと言い、ネチネチと絡み始めた。リアは暴走が止まらないアスカに一騎打ちを要求。女帝も応じて、アスカvsリアのメイン戦が電撃決定した。

 イヨはリアとアスカの試合をストップさせようとするが、女帝は当然拒否。カイリにもアスカを止めるように頼むも、カイリはアスカがいなければWWEへの道が開けなかったのだから、女帝に逆らえないと告げた。〝逸女〟は仕方なく、リアにもアスカとの試合をやめるように伝えた。リアはもちろん拒否して、逆に「アスカには気をつけろ」と忠告。イヨは「アスカは家族」として物別れに終わった。

 嫌な予感が充満したメイン戦は、互いの得意技が交差する白熱の攻防に。終盤にアスカはリアのカウンターのドロップキックでくらい、両者ダウンとなった。ここでアスカの指示を受けたカイリがエプロンで戸惑いながらリアーにバックブローを放つも、〝マミー〟にキャッチされた。続けてアスカが放ったエンプレス・インパクトはカイリに誤爆。この隙に女帝はリアに後方へ丸め込まれ、3カウントを奪われた。

 敗戦に納得のいかないアスカは、リアの顔面に毒霧を噴射。顔面を青く染めたリアをカイリとともにボコボコと蹴りまくった。ここで入場テーマが鳴って、イヨは全速力でリングイン。「イヨ! イヨ!」のチャントを背に「みんな仲良くしてよ!」と日本語で訴えた。アスカはハグで応じるふりを見せたが…離れ際に裏切りのバックブローをイヨに叩き込んだ。大ブーイングの中で、カイリにも襲わせ、今度はイヨにハイキックをぶち込んだ。制御不能の女帝はリアにスピンキックをくらわすと、イヨをドラゴンスリーパーの体勢で捕らえたところで、カイリがインセインエルボーを投下。必殺の合体技をさく裂させてKOし、イヨと完全決別した。

 イヨは大会後、自身のSNSに号泣する動画をアップ。「友だちだと思ってたけど…友だちなのに…。アスカさんとカイリは…私のことをいらないんだ。私が2人にとって役に立たなかったんだって今日、わかりました。試合で負けるより悲しい」と泣き叫んだ。カブキ・ウォリアースvsイヨ、和製スーパースターによる抗争が再び勃発するのか?

 この日のロウは「ABEMA」にて放送された。