ソフトバンクの小久保裕紀監督(53)が終盤に一時3点差まで迫られながらも11-8で逃げ切った一戦を落ち着いた表情で振り返った。
チームは17日の西武戦(みずほペイペイ)で相手先発の武内を序盤から攻略。2回に打者11人で7点、3回にも打者10人で4点を奪い、3回までに11―1と圧倒した。今季3度目の先発全員安打も達成し、貯金は今季最多の「32」。2位・日本ハムが敗れたため、ゲーム差は3・5に広がり、優勝マジックは「9」となった。
小久保監督は「向こうの自滅といえば自滅ですけど、ボール球を振らずにつないでくれた。周東もよく押し出しを選んだし、牧原も追い込まれてからのレフト前。あの回でほぼ勝負ありでしたね」と2回のビッグイニングを評価。左打者を5人並べた打順についても「(武内は)左の方が数字は良かったが、ウチは左を苦にしない打者が多い。気にせずにいった」と狙いを明かした。
一方で、6回から2番手で登板した尾形が2被弾で3失点、8回にも3番手の上茶谷が4失点を喫し、一時は3点差まで詰め寄られる展開に。それでも「全然(焦っていない)。投手は今後の見極めも含めて投げさせているわけですから、全然」と落ち着いた口ぶりで語り、動じる様子はなかった。
この日、今季初めて右翼でスタメン起用した谷川原については「前回(武内から)ホームランを打っているので。外野起用は2週間弱前から話をしていたが、それが今日になった。セーフティバントも含めて今日の働きは素晴らしかった」と賛辞を送った。
18日からは2位・日本ハムとの首位攻防戦。「ここまできたら、思い残すことなくワクワクしながらドキドキしながら、明日の一戦を取りにいきたい」と気を引き締めた。












