阪神は4日の西武戦(甲子園)に2―4で敗れ、痛恨の3連敗。藤川球児監督(45)は「(相手)先発の平良投手も力強いですしね、なかなか攻略も難しい投手ではありました。守備陣も素晴らしい守備でした」と悔しさをにじませながら振り返った。

 打線が西武先発・平良に苦戦。4回まで散発の2安打に抑えられると、3点ビハインドの5回に代打・嶋村の中前適時打で1点を返すのが精いっぱい。

 9回には中野の四球から一死満塁の好機を作り、高寺の一ゴロの間に1点をもぎ取った。しかし二死二、三塁のチャンスに代打・坂本は空振り三振に倒れて反撃もそこまで。大雨の中、最後まで勝利を信じて声援を送った虎党からは大きなため息が漏れた。

 先発・西勇は初回から一死一、三塁のピンチを招くとネビンの犠飛で1点を献上。4回にはネビンの左前打から一死二、三塁のピンチを背負うと、西川の適時右前打で1点を献上。さらに右翼・佐藤が打球をファンブルする間にもう1点を失った。その後、本塁への悪送球で打者走者が進塁しダブルエラーが記録された。

 それでも指揮官は「チャージを仕掛けていますからね、これはもう全く問題ない。あそこでチャージを掛けさせているのはこちらですから、また次もしっかりやってくれたらいいです」と佐藤のダブルエラーを責めず。
 
 味方の守備にも泣かされ、ベテラン右腕は4回までで降板。3回にはプロ通算1500奪三振を達成する偉業も成し遂げたが、白星をつかむことはできなかった。

 苦手な交流戦を攻略できず2勝6敗と黒星が先行。セ3位・巨人には1ゲーム差に迫られた。5日からは2023年から7連敗中の楽天戦(甲子園)が控える。虎将は「きょうは負けましたけど、また明日から新しいゲームがありますから。ここはキチッと切り替えてやらなければいけません」と必死に前を向くが、チームは正念場を迎えている。