米スタンフォード大の佐々木麟太郎内野手(21)はMLBドラフトで8巡目(全体235位)指名を受けたマーリンズへの入団を正式に表明した。マーリンズからの発表はまだないが、母国のドラフト会議で1位指名を受けたソフトバンクを断り、大リーグ挑戦に打って出る佐々木の決断は米メディアでも大きな話題となっている。

 米老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」電子版も19日(日本時間20日)、佐々木の将来性に関する記事を掲載。6月の「MLBドラフト・コンバイン」で佐々木が放った458フィート(約140メートル)、打球速度115・4マイル(約186キロ)の特大弾に注視した。

「この数値は彼のパワーをメジャーリーグ基準で評価する上での明確な指標となる。スタットキャストが打球データの計測を開始した2015年以降、実績あるスター選手の中にもこの数字に届いていない選手は少なくない。フレディ・フリーマンの最高打球速度は114・6マイル、ムーキー・ベッツは114・7マイル、ポール・ゴールドシュミットは114・0マイルにとどまっている」とMVPを獲得している3選手よりも打球速度が上回っていることを伝えた。

「もちろん、これは佐々木が彼らと同等の打者であることを意味するわけではない。しかし、彼のトップクラスのバットスピードが、すでにメジャーリーグにおけるパワーの議論の対象となり得るレベルにあることは示している」という同誌は「もしそのパワーがプロの舞台でも発揮され続ければ、マイアミはドラフトにおける『掘り出し物』を手にしたことになる」と報じた。

 なお、同誌によれば佐々木の推定契約金は「23万9000ドル」(約3880万円)という。