巨人の泉口友汰内野手(27)が4日のオリックス戦(東京ドーム)に「1番・遊撃」で先発出場し、1―1の8回に値千金の勝ち越し打を放った。

 復調の兆しとなる一打だった。泉口は両者同点の8回で迎えた第4打席、相手先発・エスピノーザの2投目・147キロの外角ツーシームを捉えると、フェンス直撃の適時二塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。

 お立ち台に登壇すると、勝ち越しの瞬間を「チャンスで回ってきましたし、なんとか返して逆転したいなという思いで打席に入りました」と振り返った。

 4月21日の中日戦(長野)で試合前練習中に打球が顔面に当たるアクシデントに見舞われ、脳振とうにより戦線を離脱。5月4日に一軍復帰したものの、復帰後の5月は打撃不振に苦しんだ。

 そんな悩める泉口の心の支えとなったのが、海の向こうで活躍するブルージェイズの岡本和真内野手(29)との〝文通〟だった。昨年まで巨人に在籍していた岡本は、ポスティング制度によりブ軍へ移籍。ともに自主トレを行ってきた〝師匠〟でもある。

 岡本とはほぼ毎日のように連絡を取り合っているようで「(岡本)和真さんもあんまり打ててなくて、似たような数字の時とかあったんで…。2人で傷のなめ合いじゃないですけど、『まだ5月やし、頑張ろうな』みたいな感じで。気持ち的にもありがたかったです」と内容を明かした。

 背番号35はここからさらに調子を上げることはできるか。