ドジャースの人気者が〝放出危機〟だ。強打を誇り、チームのセレブレーションでひまわりの種をまく〝種まき係〟としても士気を高めるテオスカー・ヘルナンデス外野手(33)の立場が危ぶまれている。
トレード期限が8月3日(日本時間4日)に迫る中、T・ヘルナンデスが移籍する可能性を伝えたのは米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者だった。27日(同28日)に「(ドジャースは)右投手が不足し、マイナーにいる外野手の層が厚いので放出される可能性がある」と伝えていた。オフシーズンに移籍市場に名前が挙がることはあったが、期限直前の放出候補入りには驚きが広がった。
移籍先にはジャッジら主力に離脱者が続出するヤンキースなどが有力視されているが、〝放出ムード〟には慎重論もある。米メディア「ヘビー」は30日(同31日)、ワールドシリーズ連覇の功労者として扱いながらも今季の打率2割4分7厘、8本塁打、37打点、OPS0・703の打撃成績に「パワーが衰え続けている」とバッサリ。マイナーではティブス3世やデポーラなど多くの若手外野手が出場機会をうかがっており、世代交代を見据えてT・ヘルナンデスの枠を空ける選択肢もなくはない。
ただ、同メディアは「ヘルナンデスに人気やポストシーズンの実績があるからと言って、彼を『手放せない存在』とみなすべきではない。現在の彼の成績は他の選手で代用可能だ」と理解を示しつつも「パヘスは頼れる中堅手として頭角を現したが、今季のタッカーは不振に陥っている」「ロサンゼルスが感情的な決断を下すのは、彼のロースター枠を即戦力で強化できる場合に限られるべきだ。単に年俸の負担を軽減するためや、有望株を加えるためだけであってはならない」と〝待った〟をかけた。
V3が絶対目標のドジャースの動きが注目される。












