2024年パリ五輪競泳男子50メートル自由形銀メダルのベンジャミン・プラウド(30=英国)がドーピング容認大会「エンハンスト・ゲームズ」(来年5月、ネバダ州ラスベガス)に出場することになった。
英メディア「BBC」によると、国際競技団体から大きな反発を招いている大会に参加を決めたプラウドは「自分がどこまでできるかを試す新たな機会を与えてくれる」とし「自分でできることは全てやり遂げた。そして今、強化版オリンピックが新たなチャンスを与えてくれる。それがクリーンなスポーツを損なうとは思わない」と語ったという。
すでに競技団体は同大会への参加を認めない方針で出場した場合は今後の国際大会への出場を禁止すると通達。英国オリンピック委員会は「クリーンなスポーツの価値を守り、われわれは冷笑的で危険なイベントだと考えられるものに断固反対する」とし、英国アンチドーピング委員会の最高経営責任者(CEO)ジェーン・ランブル氏は「スポーツの新精神に反するイベントに参加するのは残念だ」という。
同メディアによると、この大会には参加選手に出場料やボーナスが用意されている。2月に開催されたトライアルではクリスティアン・コロメーエフ(ギリシャ)が男子50メートル自由形で20秒89をマーク。世界記録を更新し、賞金100万ドル(約1億4700万円)を受け取ったという。もちろん「このタイムは公認されない」と伝えた。
今回、トップ選手の参加表明でさらに波紋は広がりそうだ。












