競泳女子で五輪3大会連続代表の池江璃花子(横浜ゴム)は、リーダーとして〝言霊〟の重要性を訴えていく構えだ。

 愛知・名古屋アジア大会(9月開幕)の代表に選出された池江は、27日に東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで行われた合宿に参加。男女2選手ずつで構成されたリーダーの1人に任命された池江は「女子がなかなか活躍していないんじゃないかという声もある中で、非常に悔しいと思っている」と率直な思いを口にした。

 昨年の世界選手権で日本勢は4個のメダルを獲得したが、女子は400メートル個人メドレー銀メダルの成田実生(ルネサンス)のみだった。池江は「もちろん日本記録だったりが、女子は特に速い選手がもともと多かったので、更新は難しかったりするけど、今回私がチーム、特に女子に伝えたいのは、言霊でもいいのでとにかく『メダルを取りたい』とか『自己ベストを出したい』と恐れずに口に出して言っていこうねという話はこれからしようかなと思っている」と展望を語った。

 チーム力アップへ、個人のパフォーマンス向上はもちろん、まとめ役としてもさまざまな考えを抱いている。「リーダーだから偉いというのではなくて、平等な立場で選手たちとコミュニケーションをとりたい。去年に比べたら積極的に行動してくれる子が多い印象も受けていて、男子とはまだコミュニケーションをうまくとれてはいないけど、みんなが同じ目標を持って戦わないとチームは一致団結しない。今年は特に団体戦なので、そこを意識できたら」と力を込めた。

 チームをけん引する立場として、競泳ニッポン復活に全力を注ぐ。