卓球の世界選手権団体戦(英ロンドン)で銅メダルに輝いたルーマニアの〝祝福パフォーマンス〟に、自国メディアからは肯定的な声が上がっている。

 ルーマニアは9日の準決勝で中国に敗れたが、26年ぶりに銅メダルを獲得した。準々決勝ではフランスに3―1で勝利を収め、表彰台を確定させると選手たちは卓球台に上り、喜びを爆発。同国紙「gazeta sporturilor」は「選手たちはテーブルに上って勝利を祝い、ベルナデッテ・セーチがその場のムードを盛り上げた」と報じた。

 国際卓球連盟はこの様子をSNSに投稿。日本の卓球ファンからは「無礼にしか見えない」などと批判が相次ぐも、ルーマニアの選手たちにとってはよくある行動だという。同メディアは「選手たちがこのように祝うのは今回が初めてではない。約3年前に開催された欧州競技大会でも全く同じことが起こった」と明かした。

 セーチは「とても感動して、うれしくて、チームを誇りに思った。祝うことなんて全く考えていなかったが、自然とそうなってしまった」と回想。ルーマニア卓球界にとって新たな歴史を刻んだ大会は、思わぬところで論争が巻き起こっていた。