競泳男子400メートルで2024年パリ五輪銀メダルの松下知之(東洋大)が、大舞台に向けたチームの展望を明かした。

 愛知・名古屋アジア大会(9月開幕)の代表に選出された松下は、27日に東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで行われた合宿に参加。男女2選手ずつで構成されたリーダーの1人に任命されたエースは「国際大会でしっかり結果を出すところが今の日本競泳界の課題ではある。みんなが最大限のパフォーマンスを発揮できるようなチームづくりや、日本記録の更新ももちろんだけど、世界記録にどれだけ近づけるかも大切だと思う。世界のレベルを感じつつも、もっともっと追いつけるように、自分やを(村佐)達也(イトマン東京)とかが先陣を切って引っ張っていきたい」と意気込みを示した。

 この日は「チームづくり」「仲間づくり」をテーマとしたアイスブレイクが実施された。中学校の体育教師を講師に招き、大縄跳びや鬼ごっこなどを通じチームワークを深めた。松下は「距離も縮まってきて、チームの一体感も出てきたと思う。さらに合宿とか重ねていけば、競技力もそうだし、もっとチームの士気も高まっていくんじゃないかな」と手応えを口にした。

 今季はパンパシフィック選手権(8月、米国)とアジア大会が1つの照準となる。「このチームを来年、再来年の五輪に磨きをかけていくのが一番大切だと思う。まずはこのメンバーで世界とどれだけ戦えるか」ときっぱり。28年ロサンゼルス五輪を意識する上で、1つずつ課題を潰していきたいところだ。