第107回全国高校野球選手権大会の準決勝(21日)で山梨学院とぶつかる沖縄尚学が20日、西宮市内の球場で調整を行った。
この日は約2時間の練習のうち、多くを打撃練習に費やした。比嘉監督は準々決勝の東洋大姫路(兵庫)を打撃戦になると予想したが、終わってみれば2―1のロースコアに。新垣有、末吉の2年生両投手の好投もあり準決勝にコマを進めた。沖縄尚学はここまでの4試合で3得点以下が3試合。「守り勝つ野球」を体現している一方で、「打ち勝つ」とまではいっていない。指揮官は次戦に向けて「点、とれなさすぎなので。自分たちに流れを持ってきてほしい」と攻撃陣にハッパをかけた。
山梨学院の注目大型右腕・菰田(2年)は194センチの長身から投げ下ろす角度が持ち味。比嘉監督は「球の見方に注意したい」と語った。自陣のエース・末吉はキャッチボールなどで軽めの調整。先発は当日の投手陣のコンディションを見て決定される方針で「投手陣が疲れてきていると思うので、やっぱり点を取らない限りは勝てない。とにかく湿りがちの打線の回復というところを期待してます」と再度、期待を込めた。
しかし、取材対応の最後には「どうせ打てないと思っているので、守るしかないです」とポロリ。攻撃陣は指揮官の予想を裏切り、愛ある〝ゲキ〟に応えられるか。












