全日本プロレス10日の松本大会で〝陰湿ファイター〟こと青柳優馬(29)が3冠ヘビー級王者の斉藤ジュン(38)に挑むも無念の敗北を喫した。

 直前に行われたセミの試合で世界ジュニア返り咲きに成功した弟の亮生からバトンを受けた優馬は、序盤から場外戦に持ち込むなどなりふり構わず攻め込む。そして中盤、コーナーの攻防になると体を入れ替えて着地し、ジュンの巨体をパワーボムでぶん投げてペースをつかんだ。

 途中、ジュンからも反撃を受けてサイコブレイクで叩きつけられるが声援にも後押しされカウント2で返す。すると再び攻勢に出てスピンキック、ロックスターバスター、THE FOOLのフルコースをお見舞いだ。ところが、意地を見せる王者から3カウントを奪えず。すると追撃すべく走り込んだところにカウンターで強烈な張り手を食らって動きを止めてしまう。ここからローリングラリアート、ジャックハマーとつながれてからデイズガーンで叩きつけられて無念の3カウントを聞いた。

 健闘むなしく敗れた優馬は「やっちまった…。地元で取りたかった…」とうなだれる。その上で「松本にお越しの皆さん、今日は応援ありがとうございました。次があるかはまだ分かりませんが、次がある時は必ず皆さまの応援にお応えできるように努力します。ありがとうございました」と唇をかむのだった。