全日本スキー連盟の原田雅彦会長(57)が、2026年ミラノ・コルティナ五輪を前に〝スーツ問題〟について言及した。

 22年北京五輪のノルディックスキー・ジャンプ混合団体では、日本女子エースの高梨沙羅(28=クラレ)が1回目に103mの大飛躍を見せたが、スーツの規定違反で失格となり日本は4位。同種目ではスーツ問題を巡って高梨を含む4か国、5人の女性選手が失格となり物議を醸した。その後もW杯などで、選手のスーツを巡る違反がたびたび出て問題が注目されている。

 原田会長は15日、ブリヂストンが都内で開いた冬用タイヤブランド「BLIZZAK」の新商品発表会に出席。その後、取材に応じ「ルールがまたそれ(北京五輪)によって改善されて、いいようになっているので。平等な状況で、ミラノ五輪で競技が行われると思うので安心しています」と語った。

 ミラノ・コルティナ五輪の日本代表はまだ正式に決まっていないものの、W杯で男女通じて歴代最多の通算63勝を誇る高梨と、北京五輪の男子個人ノーマルヒルで金メダルの小林陵侑(28=チームROY)など多くの選手の活躍が注目される。

 原田会長は「もちろん全力を発揮してもらって、100%力を出して、ぜひ金メダルを取ってほしいですね」と日本勢の躍進に大きな期待を寄せた。