「ACN EXPO EKIDEN(エキスポ駅伝)」(16日、万博記念公園~大阪・関西万博会場前、7区間54・5キロ)で7位だった青学大の原晋監督(58)は〝少子化〟に危機感をのぞかせている。

 駅伝界史上初めて大学と実業団の有力チームが直接対決した一戦は表彰台を逃す形となったが「対決を柱として強化していってもらえたら」と大会を存続を希望した上で「みんなで話し合っていい大会にすることが陸上界の発展につながる。〝少子化〟で競技人口がますます減っていく中で、大谷翔平選手(ドジャース)を見て野球やりたいみたいに、駅伝を見て僕、私もやりたいというふうな文化づくりを考えないといけない」と声を大にした。

 原監督自身もスカウト活動で地方に足を運んだ際に〝少子化〟を実感したという。「10年前と比べて人がいない。特に地方に人が少なくなってきていていて、以前より街に若者がいない。その中から陸上、サッカー、野球などからどのスポーツを選ぶのかとなった時に陸上を選んでいただけるように魅力あるものにしないと自ずとみんなから敬遠される。結果として陸上からダメになる」と肩を落とした。

 かねて誰よりも陸上界の発展を意識してきた原監督。切実な訴えは果たして現場に届くのだろうか。