日本連盟の梅原孝之競泳委員長(53)が競泳のパリ五輪代表選考会最終日の24日、東京アクアティクスセンターで取材に応じ、男子200メートル個人メドレーでパリ五輪切符を獲得した瀬戸大也(29=CHARIS&Co.)の〝要望〟に言及した。

 瀬戸は本命の400メートル個人メドレー決勝で派遣標準記録に0秒21届かず、同種目での五輪切符を逃した。23日の200メートル個人メドレー決勝後には「自分としてはパリ五輪で400も泳ぎたい。もし400を泳ぐ機会があって、そこでメダルを取ったら『あれ?』となると思う」と猛アピールしていた。

 瀬戸の発言について、梅原委員長は「基本的には代表に選ばれた種目が最重要になるが、そこを軸にした上でメダルが狙えるのであれば考えていかないといけない。コーチ陣と相談しながら追加するかどうか考えていきたい」と回答。瀬戸は400メートル個人メドレーで国際連盟の設定記録をクリアしており、エントリー資格はある。

 日本連盟が五輪出場権を手にした種目へのメリットを認めた場合は、派遣標準記録を突破していない種目への出場を許可したケースもあるが、瀬戸に吉報が届くことはあるのだろうか。