第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で2年ぶり7度目の総合優勝を果たした青学大の原晋監督の妻で、寮母を務める美穂氏が選手たちに感謝の言葉を寄せた。

 今大会は史上初の2年連続3冠を狙う駒大が本命視されていたが、青学大は往路の3区でトップに立つと、最後まで他大学を圧倒。美穂氏は「100回大会の記念だけど、半分駒沢さんに(優勝を)持っていかれるのかなと思っていた。そこを意地でも頑張ってくれた学生たちには頭が下がる思いです」と神妙に語った。

 かねて原監督は駒大について「史上最強軍団だと認めざるを得ない」と話すなど、厳しい戦いを予想していた。それだけに美穂氏は「力は出し切れるかなと思っていたが、学生の力って火事場のバカ力じゃないですけど、そういうものって本当に出るんだなとびっくり。本当に頑張ってくれた」と賛辞を贈った。

 その上で4年生の存在を大絶賛。「今年は4年生の意地だったと思う」と切り出しつつ「4年生は2人しか走れなかったが、自分たちの代は『弱い』となった中で、どこを直せばいいのかを志貴主将、鈴木(竜太朗)寮長らが下級生にも厳しく言っていた。志貴主将らは裏方に回りながら、勝つためにはきっちりしないとダメと下級生とかにもずっと言い続けて頑張ってきた」と勝因を挙げた。

 全員が一丸となり、絶対王者の壁を崩した青学大。美穂氏の表情には笑顔があふれていた。