虎の火消し男が、またも鉄火場で大仕事をした。阪神・島本浩也投手が22日の中日戦(京セラ)の延長10回一死一、二塁から6番手として救援登板。一打勝ち越しの窮地を無失点で切り抜け、4―3のサヨナラ勝利に大きく貢献した。
1人目の打者・宇佐見を空振り三振に仕留めたものの、次打者・木下には制球が定まらずカウント3―0とした時点で申告敬遠。二死満塁とピンチを拡大させた。だが、続く溝脇は決め球のフォークボールで三ゴロ。「この回をゼロで抑えたら次の回に逆転するだろうと思って投げた」。左腕が予感した通り、大山のサヨナラ左前適時打でその裏にゲームセット。島本は勝利投手として今季4勝目を手にした。
岡田監督は「走者が出たら島本」と背番号46への信頼を何度も口にする。「いやいや今日は島本が本当に頑張ったよな。あそこは島本しかなかった。ハッキリ言うて」。
身長176センチ、体重73キロ。プロとして決して大柄な部類ではない。だが、その肝っ玉は極上にして特大だ。












