広島が14日の楽天戦(楽天モバイル)を3―0で制し、2連勝を飾った。投手陣は前日13日の森下完封劇に続き、この日も無失点リレー。2試合連続完封勝利で交流戦2度目のカード勝ち越しを決めた。

 打線は初回から主導権を握った。一死から大盛穂外野手(29)が楽天先発・藤井のスライダーをとらえ、右翼ポール際へ今季4号ソロを運んだ。楽天3連戦は3試合連続で先制。大盛は「打ったのはスライダー。自分のスイングで力強く振り抜くことができました。良い先制点になって良かったです」と振り返った。

 2回には一死から佐々木が四球を選び、小園が右前打でつないで一、三塁。ここで8番に入ったファビアンが右翼へ犠飛を放ち、リードを2点に広げた。ファビアンは「打ったのはツーシーム。チャンスだったので追加点が欲しいところで何とか犠牲フライを打つことができて良かった」とうなずいた。

 試合中、新井良打撃コーチは「大盛が初回に一振りで仕留めてくれたし、ファビアンも状況に応じたバッティングでここまで良い攻撃ができている。ここからも1点1点積み重ねていけるように、粘り強い攻撃をしていきたい」と話していた。

 その言葉通り、広島は終盤にも着実に加点した。8回一死から名原が内野安打で出塁すると、菊池が左翼線二塁打。一死二、三塁から坂倉が右翼へ犠飛を放ち、貴重な3点目を奪った。

 投手陣は先発・岡本が7回2安打無失点と試合をつくり、ハーン、森浦がつないで完封リレー。楽天3連戦は3試合連続で先制し、この日は犠飛2本を含む効率的な攻撃で3得点。投打がかみ合った広島が敵地でカード勝ち越しを決めた。