3年ぶりV奪回を狙う巨人の原辰徳監督(64)が15日、今季の外国人構想について明かした。

 この日、二次キャンプ地である沖縄・那覇に移動した原監督は、外国人枠(出場選手登録5人、出場4人)について「ピッチャーは先発3枚、リリーフ1枚という中で3の2かなという風には思っています。(先発)2人のリリーフ1人の野手2人」と明言。投手3人(先発2、中継ぎ1)、野手2人の布陣を基本線とするという。

 先発候補の3人は右のタイラー・ビーディ投手(29=前パイレーツ)、左のフォスター・グリフィン投手(27=前ブルージェイズ)、ヨアンデル・メンデス投手(28=前メキシカンリーグ・モンテレイ)。指揮官はその時々で好調な2人を先発として起用していくつもりだ。

 またセットアッパー候補はヨアン・ロペス投手(30=前メッツ)1人だけ。順調ならリリーフの1枠を確保しそうだ。

 野手は2年目のウォーカーとルイス・ブリンソン外野手(28=前ジャイアンツ)の2人。「野手はやっぱりタイプの違う選手だから。どちらかというと攻撃的な人と守備を中心にという中でどういうバッティングをするか、あるいは攻撃的な人がどれぐらい守備力が上がったかというところでポジションはちょっと異なっているから」と指揮官は併用方針の理由を明かした。

 V奪還には助っ人の活躍は必要不可欠。構想どおり指揮官の期待に応えられるか。