ソフトバンク・倉野信次チーフ投手コーチ(51)が25日、交流戦での投手運用と必要な心構えを語った。ここまでホークスは45試合を終えて23勝22敗。なかなか波に乗れない中で日本ハム3連戦をスイープした勢いのままセ・リーグとの戦いに突入する。

 その上で重要なのが3週間続く6連戦の投手運用だ。鷹の先発陣ではモイネロが調整プランを下方修正、上沢もコンディション不良で戦列を離れており、ローテーションには名を連ねるのは若い面々。「確実に計算できる投手」は多くない状況だ。投手陣を取り仕切る倉野チーフ投手コーチは「今は先発陣がそんなに長いイニングをいけてない。中継ぎに負担がかかってるのは事実。今の先発陣だとそれほど高望みはできない」と説明。セ・リーグの本拠地ではDH制がないため、救援陣への負担増加も懸念される。

 倉野コーチはこうした状況での心構えを示した。「こういう状態だからこそ、先発も中継ぎもみんなで目の前の1試合を勝っていかないと。先発が『長いイニング投げなきゃ』となって結果、早いイニングに(大量)点を取られてしまうと元も子もない」。

 救援陣は5月の月間防御率1・99と状態は上向きだ。倉野コーチも「ここに来て上がってきてるのは、本当に心強い」と太鼓判を押す。連戦が続く中で投手陣の踏ん張りは必須。それぞれが目の前の役割を果たす意識を持ち、白星を積み重ねられるか。