巨人は12日のDeNA戦(横浜スタジアム)に4―3で競り勝ち、2連勝で4カードぶりの勝ち越しを飾った。

 唯一の得点は「6番・左翼」で先発出場した佐々木が初回に放った満塁本塁打。浦田、岸田、笹原が四球を選んで二死満塁とすると、佐々木はライナー性の打球を左翼ポール際へ叩き込み、わずか1安打で4点を先制した。

 先発・井上温大投手(25)は6回3失点と粘投し8勝目。終盤は中川、船迫、マルティネスの無失点リレーでリードを守り切った。

 橋上秀樹監督代行(60)は「ワンパンチになってしまった。次の1点が先に取れるとだいぶ違うんでしょうけど、なかなかうまくいかずにピッチャーにしんどい思いをさせてしまいましたね」と〝もう一押し〟に欠けた打線を振り返った。一方で、井上については「追いつかれても仕方ないかなっていうような感じでしたけども、1点のリードを守って踏ん張れるところが、今年の彼の大きな成長の証しかなっていう気はしますけどね」と評価した。

 また、この日は勝ちパターンの8回を担う大勢が故障班に合流したことが発表された。イレギュラーな状況下での継投については、村田バッテリーチーフコーチ、実松バッテリーコーチの助言を信頼して決断したと説明。「普段の勝ちパターンがなかなか難しいという状況の中で、中川投手、船迫投手、本当に気迫あふれる投球でいいピッチングだったと思います」と起用に応えた救援陣をたたえた。