ドジャースが11日(日本時間12日)に本拠地で行われたダイヤモンドバックス戦に2―9で惨敗。先発したエースの山本由伸投手(27)は6回までで自己ワーストとなる6失点を喫したが、攻守に精彩を欠くチームに対して地元紙「カリフォルニア・ポスト」が叱責する展開となっている。

 ナ・リーグ西地区の首位を12・5ゲーム差で独走するとはいえ、厳しい目を向けられ続けるのもドジャースの宿命だ。前半戦終了まであと1試合を残すが、同地区2位の相手に2連敗。同紙は「ドジャースのオールスター・ブレークは早めにきたようだ。ここ数日のパフォーマンスを見る限り、彼らはすでに休暇モードに入っているように見えるからだ」と一刀両断した。

 やり玉に挙げられたのは山本の乱調よりも野手陣だった。攻撃面では6安打で2得点。中でも三塁手のマックス・マンシー内野手(35)の守備には辛らつで「3回に送球エラーを犯し、6回はタワの(三塁線を抜ける)二塁打を止められなかった」とバッサリ…。タワの打球を止められなかったことが、その後の申告敬遠を挟んで「山本が痛恨の3ランを浴び、今季最多の6失点を喫してしまった」と斬り捨てた。

 敗れたとはいえ、61勝は30球団最多で貯金も実に「26」。盤石の態勢にも映るが、同紙は「ドジャースは10月に向けて順調に突き進んでいるかもしれない。しかし、だからといって漫然と過ごしているだけで成功を収め続けられるわけではない」と厳しく論じた。

 12日(同13日)の同戦が終われば、4日間の球宴休みに入る。地元紙にお灸をすえられてしまった王者は前半戦を白星で締めくくれるのか。