ノアとドラゴンゲートの合同興行「GLOBAL DREAM」が11日に後楽園ホールで行われ、ノアの拳王(37)がドラゴンゲートの箕浦康太(23)とタッグを結成。GHCヘビー級王者・清宮海斗(26)、オープン・ザ・ドリームゲート王者の吉岡勇紀(28)の王者コンビを撃破した。

 合同興行のメインで実現したのは、両団体の未来を担うトップ選手同士のスペシャルマッチ。しかも拳王はノア来年1月1日日本武道館大会で清宮への挑戦が決まっているだけに、一歩も譲れない意地の張り合いを展開した。

 団体の威信をかけた一進一退の攻防が動いたのは20分過ぎだ。吉岡の攻撃が誤爆したスキに清宮を孤立させると、拳王と箕浦が波状攻撃を仕掛けていく。箕浦のR―301(旋回式ファルコンアロー)から拳王がPFS(フットスタンプ)を投下。これをカウント2で返されると、ムーンサルト式ダブルニードロップを突き刺して激闘に終止符を打った。

 前日10日のノア後楽園大会でティモシー・サッチャーとのV2戦をクリアしたばかり清宮から、直接フォール勝ち。拳王は「オイ、清宮。昨日30分超えのタイトルマッチの次の日に、よく頑張りましたね。今日はもうお疲れ様でした。よく頑張りました」と挑発的な口調で揶揄。「清宮に頑張ったって拍手してください…っていうのがダメなんだよ! お前たちが甘やかすから、アイツは何の危機感も持ってないだろうって」と断罪した。

 対照的に越境タッグを結成した箕浦には高評価。「めちゃくちゃいい選手じゃん。箕浦、お前だけはドラゴンゲートの未来かも知れねえ。俺の手を借りたくなったら、いつでも呼んでくれ」と呼びかけた。

 これに箕浦も「俺はまだまだこんなところで終わるつもりはないので。俺もドラゴンゲートのテッペンを目指してやってるので。また組む時がきたら、その時はお願いします」と呼応。互いに再共闘に興味を示していた。