ライバルに感謝――。ドラディションの藤波辰爾(72)が17日、「デビュー55周年記念パーティー」を東京・新宿の京王プラザホテルで開き、250人の関係者らが集まり大いに盛り上がった。
1971年5月9日に日本プロレスでデビューして、55年のキャリアを誇る。パーティーには新日本プロレス時代に数々の激闘を繰り広げた長州力、後輩でライバルでもある闘魂三銃士の武藤敬司と蝶野正洋も駆けつけた。3人は壇上に上がり、藤波と〝ミニトークショー〟を展開。それぞれが藤波への感謝を述べたが、そこで終わらない。長州は「最後まで悔いのないように、やりきった姿を見たい」とエールを送ると、武藤は「挑戦! 挑戦! みんなで徒競走しようか」と、はやしたてる。
長州は「それはこの3人の中で話しますから」と言って言葉を濁した。場内が一斉に「?」となると、蝶野は「今、2人の会話、お互いに理解していませんよね? リング上でケンカしてもお互い、理解してないんですよね。俺はよくわからなかった」と長州、藤波の滑舌の悪さをネタにすると、場内は大爆笑。さらに伝説の迷曲「マッチョドラゴン」もそ上に挙げると、武藤はNHKの朝ドラ「ひまわり」に藤波が出演したことを取り上げ「藤波さんの演技も違和感ありませんでした」となぜか「役者」としての評価にまで話が及んだ。
これに藤波は「今、話してること、違和感ばっかりだよ」と苦笑い。蝶野は「ゴールデンタイムでお二人の滑舌の悪い言い合いとか、あれが良かったんだと思います。お互いに理解されずに、ぶつかってたことが…」と飛ばすと、武藤も「よく言われる坂口(征二)さん、長州さん、天龍(源一郎)さん、星野(勘太郎)さんはみんな滑舌、悪いんだけど、この人たち同士は分かり合えるらしいよ」と続ける。長州も「それはあるね」と言って、再び場内は笑いの渦に巻き込まれた。
大盛り上がりのパーティーを終えた藤波は「動ける間は、リングにいたい。リングは僕のパワースポット」と言い、改めて「生涯現役」を宣言。今後の目標には、長男LEONAとの対戦、宿命のライバル長州をリングに引っ張り出すことだと話す。さらに「お城プロレス」への意欲も見せる72歳の現役レスラーは「ああやってライバルに恵まれた。長くやってこられた証しだし、感謝です」と語り長州、武藤、蝶野との再会を喜んでいた。












