バルセロナ五輪柔道銀メダルでプロレスラーとしても活躍した〝元暴走王〟小川直也氏(58)が、自身のYouTubeチャンネル「小川直也の暴走王チャンネル」を更新。武者修行時代に決行した驚異の肉体改造について振り返った。
1997年4月の新日本プロレス東京ドーム大会でプロデビューした際には、柔道着を着用していた。かねて明かしている通り、これは師匠の故アントニオ猪木さんの指示によるもので、おなかの膨らみが目立つぽっちゃり体形を隠すためだった。ところが「柔道で培った体だから、なかなかヤセなかった。いろいろ試したけど、一向にヤセない」(小川氏)ため、師匠からファスティング(断食)を紹介された。
どんなものだったのか。期間は3日で、2日前から準備期間に入り「朝からジュース飲んで、青汁飲んで昼も一緒。夕方ちょこっと飲んで、夜また飲む」を3日間繰り返して、練習は極力控えた。小川氏によると「最初は大変だった。おなかが減るから、頭にぷかぷか浮かぶのよ、牛丼とかカレーライスとか、かつ丼とか…」と漫画の1コマのようだったという。
しかも…師匠とコーチだった初代タイガーマスク(佐山サトル)は初日だけで、ファスティング合宿を切り上げたとか。小川氏は「俺はそのまま残って3日間やり遂げたんだけど…」と苦笑いするが、自身にはフィットした。何よりコンディショニングの意識改革につながり「そこから夜遅くは食事を取らないとか変えていった」と食生活を改善。おなかがすいた時にはナッツやドライフルーツを口にして過ごした。
この成果もあって、130キロあった体重は110キロまで減らすことができたという。おなかはへっこみ、スリムな体形に変わった。小川氏は「柔道の練習もたまにしていたから、先輩方がたまに(練習に)来た時、オレと気づかなかったくらい、別人に変わってたらしい」と、驚きのエピソードも披露する。
98年1月4日、新日本プロレス東京ドーム大会のドン・フライ戦で柔道着を脱ぎ、上半身裸に黒いショートタイツ姿に変身。その後も定期的にファスティングを行い肉体改造を完成させ、ちょうど1年後となる新日本・東京ドーム大会の橋本真也戦、〝1・4事変〟につながった。
元暴走王は「やっぱりプロデュースする人が大事。オレも自己プロデュースはするけど、当時は猪木さんが至れり尽くせりでアイデアを考えてくれた」と、師匠に感謝しきりだった。













