プロレスラーで頸髄完全損傷のためリハビリ中の帝王・高山善廣(59)が、自身の支援大会「TAKAYAMANIA EMPIRE5」(7日、東京・後楽園ホール)で1年ぶりにリングに上がった。

 高山は2017年5月4日のDDT大阪大会で、回転エビ固めを仕掛けた際に頸髄を損傷。手術後も首から下が動かない状況が続き「頸髄完全損傷」と診断された。懸命なリハビリに励む中、昨年9月の第4回大会でもリングに上がっていた。

 そして、この日も車いすに乗って登場。今月19日に60歳の誕生日を迎える高山は、メイン終了後に盟友の鈴木みのる(58)からサプライズで「帝王」とプリントされたちゃんちゃんこを贈られた。

 大会後に高山は、ちゃんちゃんこについて「似合わねえよ。だってこれを着たくないから、(チャリティーグッズを)赤いTシャツにしたんだから」と苦笑い。58歳のみのるに対して「やり返しますよ。こういういたずらは、本当は俺の方が得意だったんだけどね。やられましたよ」と、恩返しを誓った。

 2018年に初開催されたTAKAYAMANIAは今回で5回目。本大会の必要経費以外の収益はすべて高山の医療費に充てられている。今回も満員札止めで、大熱戦が繰り広げられた。帝王は「鈴木みのるが『俺を蹴っ飛ばすまで待ってる』って言ってくれてるから。リハビリ頑張りますよ」と力強く語った。