頸髄完全損傷でリハビリ中の高山善廣(58)の支援大会「TAKAYAMANIA EMPIRE 4」(3日、東京・後楽園ホール)が行われ、鈴木みのる(57)が高山をリング上で倒す決意を新たにした。

 この日のメインイベントでみのるは丸藤正道と組み、KENTA&柴田勝頼と激突。30分に及ぶ激闘は時間切れドローに終わった。

 試合後は高山をリングインさせ「いつもおれが見てる風景、一緒に見ようよ」と言って自ら車いすを押す役目を買って出た。みのるは昨年のTAKAYAMANIAで、時間無制限一本勝負を高山と開始。高山が立てるようになるまで決着はお預けになっている。

「どうだ、弱っただろ」とみのるが聞くと「いや去年よりちょっとだけ強くなって、もう泣かなくなったよ」と高山は返す。「お前の涙は、立ち上がって俺に負けて悔しいってなって泣くまでとっとけ」とさらに続けると、「いや、立ち上がって、鈴木みのるをぶちのめしてうれし泣きしたいね」と笑顔で帝王らしい憎まれ口を叩いていた。

 試合後、バックステージでみのるは「口が生意気になってきた。蹴っ飛ばしがいのある言葉が出てきたんで、少しずつ、少しずつ、一緒に前に進んでいきたいと思います」とつぶやいた。

 また、来年度の開催に向けては「今回、これだけのお客さんが来て、たくさん募金してくれたけど、それを元に次をやるわけじゃない。これはアイツがこれから生きていくためのお金。またゼロからのスタートです。来年状況が整って大会が開ければいいかなと思います」と意欲を示した。

 高山と決着をつけるためには自身がプロレスを続け〝王〟であり続けねばならない。「今は一人で世界中回っているけど、どこの国でも〝ザ・キング〟って呼んでくれる。ここまで来たらアイツのことをちゃんとぶっ飛ばさないと。それまでは、ちゃんと続けようと思っています」と未来を見据えていた。