プロレスラーで頸髄完全損傷のためリハビリ中の帝王・高山善廣(59)への支援大会「TAKAYAMANIA EMPIRE5」(7日、後楽園ホール)で、〝ザ・レスラー〟柴田勝頼(46=AEW)とKENTA(45=ノア)の〝禁断タッグ〟が1年ぶりに復活した。

 KENTAは新日本プロレス時代、柴田を裏切って極悪軍団「BULLET CLUB」に加入した過去がある。昨年9月の第4回TAKAYAMANIAでは、高山の独断によりタッグを結成。そして、今回もコンビを組み、稲畑勝己(ノア)&宇野薫(UNO DOJO)と激突した。

 1年ぶりのタッグとなった2人だが、意外にも好連携を見せる。特別ゲストの鉄人・小橋建太が解説席から見守る中、KENTAが宇野を羽交い絞めして、柴田が逆水平チョップを放つ。さらに今度は入れ替わり、KENTAが宇野に逆水平を見舞う。

 そして15分過ぎ。KENTAが稲畑の首を締め上げると、柴田もPKで追撃。最後はKENTAがgo 2 sleepで稲畑をマットに沈めた。

 バックステージでKENTAは「久々にこうして2人で組めたということが、俺にとって何よりうれしいことだ。こういう機会に恵まれて、高山さんにも感謝している。今年も出た意味があったなと思います」と感謝を述べた。

 これに柴田も「全く同じ意見です」とうなずく。「(KENTAとは)ここでしか組めない。年に1回は、大切にしたいですね。また1年後にお会いしましょう」と先を見据えた。

 本大会の必要経費以外の収益は、すべて高山の医療費に充てられる。