ノア・10日の後楽園大会で5大タイトル戦が行われ、メインのGHCヘビー級王座戦は王者の清宮海斗(26)がティモシー・サッチャーを下しV2に成功した。
試合はサッチャーの豊富な関節技に苦しめられた。鬼の形相で攻め込むサッチャーにあらゆる場所から関節を狙われ、さらに中盤からは左腕に照準を合わせられて悶絶。逆さ押さえ込みをキムラロックで切り返されるなどピンチが続いた。
しかし、窮地を救ったのは直伝の武藤敬司殺法だ。不気味な笑みで繰り出される関節地獄をなんとか切り抜けると閃光魔術弾を連打し動きを止める。一度はワキ固めで返されるが脱出し、最後は相手の頭を抱えて放つ清宮式の変型閃光魔術で打ち抜いて3カウントを奪った。
すると試合後には解説席にいた拳王から「お前は今日のタイトルマッチも頑張ったな。でも、ただそれだけなんだよ。お前は今日何を残したんだ? 勝った。それだけじゃねえのか? てめえに何が作れるんだ? ただ頑張って、ただ勝って、ただそれだけなんだよ」と辛らつな言葉をぶつけられる。さらに来年1月1日の東京・日本武道館大会での挑戦表明を受け「(日本武道館で行われる)グレート・ムタVS中邑真輔に話題を持っていかれてどうするんだよ。俺がノアの危機を救ってやる。ムタVS中邑真輔を越えるのはお前じゃない。俺が一人で越えてやるよ。このベルトを取るのは俺。拳王だ」と挑発された。
これに清宮は「確かに俺は、ただ頑張ってるだけかもしれない。でも俺は頑張り続ける。何を作る? 新しいノアを作るんだよ」と受諾。年明け早々にライバル対決によるGHCヘビー級王座戦の開催が決定した。
なおこの日は、5王座戦のうち3試合で王座が移動する異例の事態となった。GHCジュニアヘビータッグ王座は近藤修司、大原はじめ組が小峠篤司、吉岡世起組に勝利。GHCジュニアヘビー級王座もダンテ・レオンがニンジャ・マックを破り、GHCナショナル王座はイホ・デ・ドクトルワグナーJr.が船木誠勝に勝ってそれぞれ新王者になった。またGHCタッグ王座は小島聡、杉浦貴組が齋藤彰俊、モハメドヨネ組を下しV2に成功した。












