米国・WWEの〝ビースト〟ことブロック・レスナー(48)が、引退示唆から一転してサプライズ復帰。F5を4連発して新怪物オバ・フェミ(27)を葬り、大きな反響を巻き起こしている。
4月19日の祭典「レッスルマニア42」でオバに惨敗を喫した。試合後はリングにグローブとシューズを置き、引退とみられる合図。デビュー当初から苦楽をともにしたWWE殿堂者の代理人ポール・ヘイマンも号泣し、レスナーと抱き合った。ユニット「ザ・ビジョン」を率いるヘイマンはセス・ロリンズ、ストリート・プロフィッツらとの抗争に没頭しており、WWEユニバース(ファン)からビーストは引退したとみられていたが…。
18日(日本時間19日)のロウ(ノースカロライナ州グリーンズボロ)では、レスナーが復活しオバを急襲。F5で4度も叩きつけてKOした。直後にはレスナーに代わって引退届を出したアダム・ピアーズGMに、ヘイマンが31日(同6月1日)のPLE「クラッシュ・イン・イタリア」(トリノ)でレスナーvsオバの再戦の出場契約書を突きつけ、新怪物に返答を迫った。
怒とうの急展開の後、ヘイマンは自身のXを更新し、レスナーの電撃復帰について言及。「おっと、ブロック・レスナーがオバ・フェミに対して何か手を打つことにしたって、言い忘れたかな? 申し訳ない。うっかり記憶から抜け落ちていたよ!」と投稿。レスナーが引退を撤回して、オバへのリベンジに動きだしたことを認めた。
これにはユニバースも大騒ぎだ。「あれは素晴らしい一手だった。完全にやられたよ! 彼のキャリアはレッスルマニアで終わりかと思ったよ! 復帰を歓迎するよ」「ブロックの偽の引退。これがプロレスを好きな理由だ!」との声もあれば、引退→復帰を繰り返すことはプロレス界の定番でもある。それだけに「オバ・フェミがあんたとレスナーを排除してくれることを願うよ。あんたは混乱を引き起こすのが好きみたいだし、最悪だよ」などとヘイマンへの批判もあった。
一方で、真夏の祭典「サマースラム」(8月1、2日)は、ミネソタ州ミネアポリスのUSバンクスタジアムで開催される。ミネアポリスはレスナーと縁が深く、同地のブラッド・レイガンズ道場でプロレスの基礎を学んだ特別な場所だ。それだけに「ミネアポリス開催のサマースラムで改めて引退するのでは?」と見る向きもある。
いずれにせよ、現役続行を決めたビーストが、新怪物から支配者の座を取り戻せるかに注目が集まる。
この日のロウは「ABEMA」にて放送された。













