米国・WWEでCCO(最高コンテンツ責任者)を務めるトリプルHことポール・レベック氏(56)が、引退を示唆した〝ビースト〟ブロック・レスナー(48)について言及した。
祭典「レッスルマニア42」2日目(19日=日本時間20日)で、レスナーはオバ・フェミに5分足らずで3カウントを奪われた。新怪物に完敗を喫した後、泣きながらオープンフィンガーグローブとリングシューズを脱ぎ、リング上に並べた。これは通常、プロレスラーが引退を示す行為だけに、世界中のプロレスファンを驚かせた。
米国内で「レッスルマニア42」を中継したESPNの番組「スポーツセンター」に出演したトリプルHは、オバ戦がビースト最後の試合になるのか問われると「まあ、確かにそう見えたよね」と、団体の現場責任者も引退と受け取ったという。続けて「ブロックはカーテンの裏に戻ってきて、長々と話すタイプではない。ブロックはカーテンの裏に戻って、とても怒って自分のバスに向かった。それで終わり。それ以降、話し合いはないんだ」と明かし、引退について正式にレスナーと話し合ってはいないと明かした。
その上でオバに敗れたことで「彼の知性が『ここで足を洗うべきかも』と言ったんだ。それで彼はブーツを脱ぎ、グローブを脱いで立ち去った。それはブロックがオバを恐れたという声明ではない。止められないものに出会ったんだ。あなた方は我々のビジネスの頂点での世代交代を目撃したということ」と、ビーストの胸中を推察した。
祭典明け20日(同21日)のロウ(ラスベガス)では、レスナーのこれまでの輝かしいキャリアがVTRで紹介され、ライバルだったジ・アンダーテイカー、ジョン・シナ、ローマン・レインズがコメントを寄せた。
レスナーの代理人で、デビュー時から苦楽をともにしてきたポール・ヘイマンは、オープニングVTRにケチをつけ、「NOW(今)」から「FOEVER(永遠)」にレスナーを移せと要求。「WWE史上最強の男と永遠に刻まれる。そのビーストの名はブロック・レスナーだ!」と絶叫すると、ラスベガスの観衆は「サンキュー、レスナー!」の惜別の大チャントを送った。
レスナー引退の余波はまだまだ続きそうだ。
「WWEレッスルマニア42」と、この日のロウはABEMAにて中継された。













