米国・WWEプロレスの祭典「レッスルマニア42」2日目(19日=日本時間20日、ネバダ州ラスベガス・アレジアントスタジアム)、〝ジーニアス・オブ・ザ・スカイ〟ことイヨ・スカイが、タッグチーム「リヨ」の盟友リア・リプリーの救援でサプライズ登場を果たした。
リアは2月末のエリミネーション・チェンバー戦を制し、WWE女子王者ジェイド・カーギルへの挑戦権を獲得した。一方でイヨは、祭典出場につながる試合でことごとく敗れ、リアと保持していたWWE女子タッグ王座からも陥落。期待された〝明日の女帝〟アスカとのドリームマッチも実現せず、祭典のラインアップから漏れていた。
祭典でリアはジェイドのベルトに挑み、序盤から一進一退の激しい攻防を繰り広げた。エレクトリックチェアの体勢から前方に叩きつける荒業を見せれば、ジェイドもスパインバスターで対抗する。流れを変えたのは祭典直前で寝返り、ジェイドの援軍となったミチンとB―ファブの介入だ。まずはミチンがエプロンに立ってリアを引きつけ、ファブが襲う。コーナー際でもリアに攻撃を加え、数的有利をつくり出した。
さらにジェイドがレフェリーを引きつけ、場外でミチンとファブがリアに近づいたところで、テーマ曲「Tokyo Shock」が鳴り響き、イヨがリアの援護に花道を駆け込んできた。勢いそのままにミチンとファブに掌底アッパーを放った。続いてエプロンに立ちリング内のジェイドと対峙するが、ジェイドのバイシクルキックをかわして場外のミチンとファブにムーンサルトアタックをくらわせた。イヨは得意のポーズを決めて、リアにエールを送った。
この間にダメージを回復させたリアはジェイドにヘッドバットを放って逆襲。バイシクルキックを浴びたものの、ジェイデッドを切り返して必殺のリップタイドだ。長身のジェイドをマットに叩きつけ、ベルト奪取に成功した。リアにとっては2度目のWWE女子王座で、最高峰王座は4度目の獲得となった。
イヨの見事な援護でベルトを手にしたが、リアの左腕に巻かれたテーピングには「IYO」の文字を書き込まれていた。固い絆で結ばれた宿命のライバルを救ったイヨは、リング上で熱い抱擁。今年の祭典では9年ぶりに日本人出場者が「0」となったが、逸女が和製スーパースターの意地で存在感を示してみせた。
「WWEレッスルマニア42」はABEMAにて中継された。














