新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」の準決勝が5日高崎大会で行われ、Bブロック2位のYOH(37)がAブロック1位のマスター・ワト(29)を破り、決勝戦(7日、大田区)に進出した。
まさかの猛牛殺法で決勝に駒を進めた。YOHは序盤からモンゴリアンチョップ、カーフブランディング、アナコンダバイスと天山広吉の得意技を連発。若手時代に付け人を務め、8月15日両国大会での引退を表明した師匠への思いを込めた戦いぶりを見せる。
凱旋帰国から天山のサポートを受け続けてきたワトもアナコンダバイス、TTDと猛牛殺法で応戦。BOSJ準決勝はさながら〝天山トリビュートマッチ〟の様相を呈してくる。
通天閣ジャーマンを防いだYOHは、ジャーマンからのラリアートで攻勢に。DIRECT DRIVEこそ阻止されたものの、スタンディング式のアナコンダバイスからコンプリートショットを発射。そのままアナコンダバイスで締め上げ、ついにギブアップを奪ってみせた。
昨年大会では決勝戦で藤田晃生に敗れ、準優勝に終わったYOHが初優勝に王手。準決勝もう1試合では藤田がロビー・イーグルスとのパートナー対決を制したため、BOSJ史上初めて2年連続同一カードの決勝戦が実現する。
連覇を狙う藤田から「ロビーのあの顔見たから、今年も負けれねえんだ。去年の続き、クソ楽しもうや」と宣戦布告されたYOHは「藤田、テメーにな、極上のCHAOS、見せてやる。クソ楽しみにしておけ」と応戦。「あと一つ。勝ちゃあいいんだろ? 大田区にいい風吹かせます」と決めゼリフで締めくくった。
バックステージでも「かかって来いよ、未来」と不敵な笑み。リング上も含めて、一語一句たがわず昨年大会で藤田との決勝戦が決まった時と同じ文言を繰り返した。今年こそYOHが、悲願のシングル初タイトルを手に入れる。













