ノアの〝ミスターめんどくさい〟拳王(41)が、新体制となった新日本プロレスとの〝平行線状態〟を希望した。

 ブシロードは5月27日に保有していた新日本プロレスの株式を譲渡し、テレビ朝日とサイバーエージェントが約46・3%ずつ保有することを発表。新日本はテレビ朝日の連結子会社となった。新日本の新しい株主となったサイバーエージェントはノアを運営するサイバーファイトの親会社だ。ファンの間ではこれまで以上に活発な交流を期待する見方もある。

 取材に応じた拳王は「ファンの人たちは期待してもらってもいいんですけど、その期待通りに交わってしまうともうプロレス業界の未来がないと思う」と持論を展開。「このいい距離感で、一生交わらない方が良いと思います」とあえての〝断交〟を望んだ。

 しかし敵対関係を望んでいるわけではなく「どちらが企業価値が高まるのかという話。ノアが序列的に超えれば良い」と今後の巻き返しを見据える。ノアが先にサイバーエージェント傘下となっているだけに「いわば向こうが弟だから、心の中では偉そうにできる」と尊大な態度を見せた。

〝新日本の兄〟ぶりが板についた拳王は2024年5月の「ALL TOGETHER」(日本武道館)で対戦した藤田晃生に言及。「昔あのクソガキが俺のこと『おいちゃん』って言ってたんですけど、このことだったのか…ってことは、アイツは未来予想ができるんじゃないのか」と絶対にそんなことはない推測を披露。「そんな能力があるんだったら、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア優勝できるな。優勝したら改めておいちゃんって呼んでもいいぞ」とリーグ戦真っただ中の藤田へエールを送った。両団体の今後に注目だ。