ノアの拳王(41)が27日、自身のユーチューブチャンネル「拳王チャンネル」で、ブシロードが新日本プロレスの株式をテレビ朝日とサイバーエージェントに譲渡した件について、見解を語った。

 2012年2月から新日本の親会社となったブシロードは約36億円で既存株主だったテレ朝と、サイバーエージェント社に全株式を譲り渡した。ブシロードはスターダムの株式は保有したままだが、日本プロレス界の勢力図が大きく変わることになる。

 この衝撃の発表に「【超速報】新日本に激震。株式をブシロードからテレ朝とサイバーエージェントへ! 拳王が真相を語る」と題した緊急動画を公開。ノアもサイバー社を親会社に持つだけに「これで、新日本と兄弟会社にみたいになるってことよね」と話す。テレ朝とサイバー社の持ち株比率は未発表とした上で「新日本プロレスがノアの弟よ。新日本プロレスのレスラー全員、俺のことをお兄さんと呼びなさい」と豪語した。

 ブシロードの功績を「プロレスを日常のような形でアピールしてきた。昔はコアなファンしか見なかったが、ライト(なファン)になった立役者」と指摘。ブシロードの木谷高明氏が発した「すべてのジャンルはマニアが潰す」も「名言」と紹介した。

 ファンからのコメントをもとに新日本との持ち株比率までも論議し、今後の展開も予測。新日本の棚橋弘至社長は15年に「全団体、横一線で見てもらっては困る」と発言し、DDTとの関係がこじれた。そのDDTもサイバー社の傘下にあることで「これで棚橋社長が記者会見して『DDTと横一列になりました』なんて言ったら、めちゃくちゃカッコいいよ」とまで妄想をふくらませた。

 一方、今後新日本とスターダムの資本が異なることで、新日本が管轄するIWGP女子王座(現王者はスターダムの朱里)がどうなるかとの質問が寄せられた。これに拳王も「IWGP女子、マジどうするのか。IWGPという名前がついている。新日本が管轄してるような感じだもんね」と、今後を注視しているという。

 最後は「プロレス界が落ち込んだ時にブシロードさまのおかげで、新日本も他のプロレス(団体)も盛り上がった。その相乗効果があった。ブシロードさまには『ありがとうございます』と言いたい。急展開になって残念というか寂しい気持ちもあるけど」などと言って、締めていた。