新日本プロレスは27日、2012年1月から親会社となっていたブシロードが、保有していた株式をテレビ朝日とサイバーエージェントに譲渡することを発表した。

 新日本を連結子会社化したテレビ朝日は「コンテンツやIPの開発・展開等における連携を一層強化するとともに、グローバル展開も見据えた強力なコンテンツ・IPを協力して生み出し、両社のさらなる企業価値の向上のため」と説明した。
 
 本紙の取材に「サイバーエージェントさまとはABEMAをはじめ長年の信頼関係がございます。新日本プロレスリングのさらなる成長を考え、共同での取得にいたりました」と経緯を説明。リリースによれば株式をサイバーエージェントと約46・3%ずつ保有する。今後の運営に関する質問はすべて「現段階では特に申し上げることはありません」と回答したが、連結子会社の事実を踏まえれば今後はテレビ朝日が主体となった新体制が発足する可能性が高い。

 一方で同じブシロードグループだった女子プロレス「スターダム」と新日本の関係はどうなるのか。スターダムの岡田太郎社長は「現場間の調整はこれから」としながらも、友好関係は続く見通しを明かした。両団体は国内外を含め3度、合同興行を開催している。「特別興行などで選手の貸し借りをしている関係はあるので、今後もいろいろなことを一緒にやっていきたいですし、合同興行も需要と時機を見てまたやれたら面白いとは思っています」と明言した。

 また新日本が管理するIWGP女子王座(現王者は朱里)に関しては「いまのところ変更ないですね」と強調。「今はスターダムの選手が持っているので、新しい挑戦者などは管理者レベルで話してやっていけていますし、今後も(ベルトを)持っている選手の団体で問題なく試合させてもらえると思っています。他団体選手が保持した場合も窓口は常に(スターダムにも)空いているという認識です」と説明した。