新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」24日京都大会のAブロック公式戦で、藤田晃生(23)が田口隆祐(47)から3勝目を挙げた。

 両者は戦前に、この公式戦を〝右分け・コントラ・左分け、負けたら即「中分け」デスマッチ〟とすることで合意。左分けの藤田と右分けの田口による、髪型というアイデンティティーをかけた戦いとなった。

 藤田は田口の執ようなオーマイ&ガーアンクルに大苦戦を強いられる。腕ひしぎ十字固めを逃れると、すぐにオーマイ&ガーアンクルに捕らえられ、ケツイェのカバーをキックアウトしてもすぐさま同技に移行された。

 さらに延髄蹴りからヒップアタックを狙われたが、藤田はこれを受け止めて強引に押さえ込む。レフェリーの目を盗んで田口のタイツをつかみながら押さえ込み、3カウントを奪ってみせた。

 試合後のリング上ではジェルとクシを使用して田口を中分けに…。屈辱の儀式に田口はマットを叩いて悔しがったが、よく考えると右分けにこだわっていたイメージはあまりない。

 バックステージで田口は8月1日まで「ミスター中分け」を名乗ることを宣言。これを伝え聞いた藤田は「ファンキーウエポンを変えて、ミスター中分けにするくらいの大事な一戦だったってことですよ。ふざけてやってると思ってるっしょ? マジでやってるからね。この汗の量。めちゃめちゃ緊張感ありました。見てる人も俺たちがどれだけ本気だったか分かるでしょう」と〝天下分け目の戦い〟を制し、満足げな表情だった。

8月1日までの「中分け生活」が始まった田口隆祐
8月1日までの「中分け生活」が始まった田口隆祐