新日本プロレス「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」の準決勝が5日高崎大会で行われ、前年度覇者の藤田晃生(23)がロビー・イーグルス(36)との盟友対決を制し、決勝戦(7日、大田区)に進出した。

 ロビーの足攻めに耐え抜いた藤田は、Thrill Rideで激闘に終止符。準決勝もう1試合はYOHがマスター・ワトを撃破し、昨年大会と同一カードの決勝戦が実現することとなった。

 昨年に史上最年少優勝記録を更新し、今大会では追われる立場となった。田口隆祐との公式戦では〝右分け・コントラ・左分け、負けたら即「中分け」デスマッチ〟を断行するなど、硬軟織り交ぜた話題も提供。藤田は取材に「話題作りだけをしてやろうなんて気持ちはサラサラないんですけど、作れるものがあるなら全力で作るというのは今年はしていたかなって感じですね。始まる前は『今年のジュニア、どうなるんだ』みたいな雰囲気がちょっと漂っていたと思うんですけど、それを払拭させるのは俺じゃないといけないんで」とジュニアの新しい〝顔〟としての自覚をのぞかせた。

新日本プロレスの棚橋社長
新日本プロレスの棚橋社長

 だからこそIWGPジュニアヘビー級王者DOUKIのボイコットには、思うところがあった。「DOUKIじゃなくて、それを許す新日本プロレスと棚橋弘至がムカつきますね。だったら一生BOSJ出禁くらいのペナルティーをつけないと、割に合わない。世界中に出たい選手がいて、エントリーされた選手は命削ってやってるのに。BOSJがG1(クライマックス)より下だなんてみじんも思ってない、むしろ逆に思えるくらいの自信があります。が、会社の対応的にそう思われかねない振る舞いをしているなって」と憤りをあらわにする。

 2024年のBOSJで初出場した時からG1への対抗心を持っていたという藤田には、連覇を成し遂げて果たしたい使命がある。「会場の規模も含めて、もっと上のレベルに持っていきたいですね。公式戦をやっていてすごく手応えもありますし、必然的にそうなるんじゃないかなと思ってます」。

 ジャパニーズ・ヤング・パンクが、激動の新日本に新たな黄金期を到来させる。