米国・WWEの〝美しき狂気〟ジュリアが、代理人兼タッグパートナーのキアナ・ジェームズと決裂した。
女子US王者だった昨年7月に、代理人としてキアナと契約を結んだ。リング上でもタッグを組むようになるが、ジュリアは4月の祭典「レッスルマニア42」に出場がかなわず、代理人キアナに不信感を抱くようになる。一方でキアナも、2月のエリミネーション・チェンバー戦で大健闘するなど、選手として急成長。我の強い2人が仲違いする場面も増えていた。
5日(日本時間6日)のスマックダウン(イタリア・ボローニャ)では、「クイーン・オブ・ザ・リング」トーナメントの第1ラウンドに、キアナが出場。ベイリー、ラケル・ロドリゲス、ジェイシー・ジェインとフェイタル4WAY戦で激突した。ジュリアは前回ロウでの4WAY戦で〝ジーニアス・オブ・ザ・スカイ〟イヨ・スカイに敗れて初戦敗退。そうした状況が影響したのか、キアナがジュリアにセコンドに就くように指示した。
試合は4人が目まぐるしく入れ替わる激しい攻防に。キアナはベイリーに、スーパーキックからその場飛びムーンサルト弾で勝負をかける。これは決まらず、ジュリアは場外で手を叩き、相棒を鼓舞する。ここで場外に落ちていたジェイシーがジュリアを突き飛ばし、エプロンに駆け上がった。
キアナはベイリーとエプロンのジェイシーを巧みに衝突させると、ロープ2段目に足をかけながらベイリーを押さえ込んだ。レフェリーはキアナの反則に気づかずカウントを入れるが、場外のジェイシーがキアナの両足をロープから外して3カウントを妨害する。その瞬間、怒りのジュリアがジェイシーを殴りつけた。キアナが振り返ると、ジェイシーは視界から消えており、まるでジュリアがカウントの邪魔をしたように見えた。
勘違いした代理人はジュリアに激怒するが、ジュリアも「違う違う!」などと怒鳴り返す。2人がモメている隙に、ベイリーがキアナを捕らえてローズプラントで打ちつけた。すかさず長身のラケルがベイリーとジェイシーを片付けてからキアナを豪快なテハナボムで沈め、イヨとの準決勝に駒を進めた。
ジュリアはKOされた代理人をかいがいしく介抱する。だが、キアナは〝顧客〟を突き飛ばし、「あんたとはもう終わりよ!」と大声で叫んでジュリアに絶縁を宣告した。これにジュリアもキレた。キアナに飛びついてマウントを取り、パンチを連打する。父親がイタリア出身のジュリアには大声援が送られたが、続けてドロップキックを放って場外へと叩き落とし、ついに相棒と決別した。
このままキアナとの抗争に突入するのか。それとも…。ジュリアがプロレス人生の大きな岐路に立った。
この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。















