女子プロレス「スターダム」23日の愛知・豊田合成記念体育館エントリオ大会の会見が19日に都内で行われ、ワールド王座戦を行う王者・玖麗さやかと挑戦者の伊藤麻希が〝最後の前哨戦〟に向けて火花を散らした。

 今年1月にスターダムに入団した伊藤は「4か月スターダムにいて思うのは、ここが大好きだということ。今『伊藤リスペクト軍団』はものすごい速度で増殖しております。皆さん本当にありがとうございます」と感謝の弁だ。加えて「私がこの4か月間で最高峰の経済効果を呼んできたと思っております。リングで見せてきたものも最高峰でございました。なので私はこの最高峰のベルトを巻く価値が存分にございますわ」と胸を張った。

 その伊藤を迎え撃つ玖麗は「今の伊藤麻希はフィクションだと思います。表情は豊かなのにずっとキャラクターみたいで〝伊藤麻希〟というマスクをかぶっているだけの臆病な人間だと思います。試合中も試合後も、顔も髪型も崩れない。それこそ本当にフィクションのような選手だと思います」と断罪だ。さらに「そのフィクションの奥にある本当の伊藤麻希にこの戦いで触れたい。私は、誰もが納得する完全無欠な王者ではまだないです。マイクだって苦手だし。だけど、だからこそ届けられる戦いがあるって信じています。プライドを持って初防衛を必ず成功させます」と必勝を期した。

 さらに玖麗は「〝最後の前哨戦〟は、王者として絶対に負けられないので秘策を用意しました」と話すとポートレートを披露。伊藤から大会当日試合前のお渡し会(物販)の売り上げ勝負を〝最後の前哨戦〟にすると宣戦布告されていたが、これに応戦してこの日向けに特別にデザインされたポートレートを用意したと話す。すると伊藤も「私も奇遇なことに同じことを考えていました」とこれまた専用デザインのポートレートを披露した。

 大一番を前に緊張感は高まるばかり。前哨戦を経て、最後に笑うのは、果たして――。