米国・WWEで引退を示唆していた〝ビースト〟ブロック・レスナー(48)が、衝撃のサプライズ復活。新怪物オバ・フェミ(27)を完膚なきままに叩き潰し、リベンジに動き出した。
4月の祭典「レッスルマニア42」ではオバ・のパワーに歯が立たず、5分足らずで完敗を喫した。世代交代を許した試合後は、グローブとシューズリング中央に置いて座礼。苦楽をともにしてきた代理人ポール・ヘイマンには両手で「×」のサインをつくった。WWEの公式サイトでは「所属スーパースター」一覧からプロフィルが消え、統一WWE王者コーディ・ローデスも前々回のスマックダウンで「レスナーは引退した」と発言したことで、ビーストはマットに別れを告げたとみられていた。
そうした中、18日(日本時間19日)のロウ(ノースカロライナ州グリーンズボロ)では、オバが恒例のオープンチャレンジでリングに立った。続けて得意のポーズを決めたところで、背後から人影が…。リングに乱入したレスナーはオバの背中にパンチをくらわすと、ファイヤーマンズキャリーの体勢で担ぎ上げ、一気にF5でマットに叩きつけた。
異様な大歓声を浴びたビーストは、再び柔道の肩車の体勢からオバをF5でぶん投げる。ところが新怪物は祭典同様にダウンしない。なんとかロープにもたれかかるも、レスナーは強引に引っこ抜いて3発目のF5。観衆から「ホーリー・シット!(超スゲー!)」のチャントが上がるが、オバは立ち上がろうとする。それでもビーストは容赦なく4発目のF5葬だ。
快進撃を続ける〝ルーラー(支配者)〟もさすがに立てず、あお向けでダウン。隣に座り込んだ元祖怪物は、不敵な笑みを浮かべながら「そのまま寝てろって」とののしった。リング上で初めて醜態をさらしたオバをにらみつけながら、花道を引き揚げて、汚い言葉を吐き捨てる。引退示唆から一転、ビーストはインパクトの大きすぎる復帰を果たした。
これにはバックステージも大慌てだ。アダム・ピアースGMはレスナーに代わって引退届を提出済みだといい「何なんだ?」と頭を抱えた。そこに代理人のヘイマンが現れ「レスナーは引退したんだ」と言い放ち、上着のポケットから書類を取り出した。その文書は次回PLE「クラッシュ・イン・イタリア」(31日=6月1日、トリノ)でオバとの再戦の出場契約書で、レスナーのサインが入っているという。
ヘイマンは「オバがサインすれば、史上最大の再戦が成立する」とリマッチをぶち上げた。あっけにとられるGMをよそに、トリノ決戦でレスナーは雪辱をかけてオバに挑むことになりそうだ。
この日のロウは「ABEMA」にて放送された。













