平昌五輪フィギュアスケート女子金メダルのアリーナ・ザギトワ(20=ロシア)のボクシング挑戦を巡り、波紋が広がっている。
ザギトワは25日にモスクワで開催されたスポーツイベントに参加。ボクシング男子ウエルター級で1996アトランタ五輪、2000年シドニー五輪の2大会連続で金メダルを獲得したオレグ・サイトフ(ロシア)を相手にリング上で公開練習を行った。
当初はザギトワが試合形式のスパーリングを行うと伝えられ、フィギュア選手のボクシング挑戦にはプロの格闘家などから懐疑的な意見が相次いでいた。こうした中、ザギトワがリングに上がって披露したのはなんと〝ミット打ち〟…。元女王はサイトフのミットを目がけて笑顔でパンチを繰り出し、最後は花束を贈られて和やかなムードのままリングを下りた。
一部で懸念されていた危険を伴う内容ではなかったものの、現地ではさっそく疑問の声が上がっている。ロシアメディア「スポーツ」は同国出身で元世界スーパーライト級統一王者のコンスタンチン・チュー氏のコメントを紹介。同氏は「まったく無意味だ。何のために開催されたのか、はっきりしない。すべてのアスリートは、自分自身のことを考えるべきだ」と不快感をあらわにしている。
ザギトワ自身は「私はフィギュアスケートを優先していますが、トレーニングがない時は週に3、4回、ボクシングに通っている。ボクシングにはコンディショニング、持久力、スピードを鍛えるためにさまざまなトレーニングがある」と異業種挑戦の意義を強調しているが…。一部では〝茶番〟と受けとめられているようだ。












