プロレスリング・ノアは24日に名古屋大会の一夜明け会見を行い、中嶋勝彦を破り新たにGHCヘビー級王者となった野獣・藤田和之(51)が24日付で正式入団したことを発表した。
サイバーファイトの武田有弘取締役から正式に入団を発表された藤田は、ノアのジャージーに袖を通し肩にベルトをかけて登場。だが今までと打って変わって静かな様子で「今日はお忙しい中お集まりいただき、まことにありがとうございます。本日からノア所属になりました藤田和之です」とあいさつ。さらに「あ、すいません。ジョッキにお水をいただけますか?」と恒例のビールではなく水を飲みながら会見を行った。
会見冒頭では「フリーって生きていくのが大変なんですよ。今日も名古屋のホテルのチェックアウトが12時と聞いていて、朝さんぽして10時過ぎに戻ったらフロントの方に『チェックアウト時間すぎてますよ』って言われたんです。でも所属になればもう、こんなことは起こらないと思うんですよね」とぼやく。そして「いままでずっとやむにやまれず野獣って姿を演じていました。無理してました。心が折れる寸前でした」と告白。「3時間ごとに食事しないと血中アミノ酸濃度が下がるので、申し訳ありません」とプロテインバーをかじってから「『野獣、野獣』って言われて、3人の子供を持つ父親としてつらくて心が痛かったです…」と沈痛な面持ちで話した。
さらに藤田は「これからはノア所属となり生活も安定しましたので、あんな馬鹿な飲み方は申しませんし『ショッパイ』なんて、もう言わせません。これからは野獣ではなく、人間・藤田和之、ノアの藤田和之として生きていきたいと思っております。今まで偽りの姿を見せてしまい、申し訳ございませんでした。今後は人間、ノア、そして新・藤田和之として努力して参ります」として深々と頭を下げた。
また「どんなチャンピオンロードを歩みたいか? ベルトを大事にするチャンピオンです。目指しているもの? ミル・マスカラスです」と話すなど最後まで人が変わったようだった藤田。会見が終わると「あー、疲れた。もう終わりだよね。すいません。じゃあ、ビール持ってきて」とホテルのスタッフに注文し、3杯の生ビール(大)をまたたくまに飲み干し、同じく入団が決まったアビッド・ハルーンに絡んでいた。












