横綱にどう挑むのか。第94回選抜高校野球大会(甲子園)は30日に準決勝を控え、春夏通じて初の4強入りを果たした国学院久我山(東京)は29日、西宮市内で約2時間の調整を行った。
センバツ初勝利から快進撃が続くチーム。次に立ちはだかるは横綱級の強豪・大阪桐蔭(大阪)だ。相手は主戦級投手を複数揃え、準々決勝で17得点した破壊力抜群の打線を誇る。尾崎直輝監督(31)は「点を取られることを覚悟して、取りにいくしかない。甲子園に来ていろんな戦い方を学ばせていただいている。すべてがかみ合わないと大阪桐蔭さんは崩せないと思う。小技だけじゃなく、いろいろ絡ませてもぎ取りにいき、とにかくしがみつきたい」と、頭を使った全員野球で突破口を切り開くつもりだ。
上田太陽主将(3年)も「(大阪桐蔭は)実力は日本一だと思う。真っ向勝負でいっても返り討ちにされると思うので、自分たちの久我山野球を貫きつつ、勝てるようにやりたい。全員で1点をもぎ取りにいくとか、アウト一つを取りにいくとか、一人ですべてを背負わず、全員で取り組むのが僕たちの野球。そういった中で点を取れるように後ろの打者につなぐ意識でやりたい」と呼応した。その上で「4失点、5失点は覚悟し、それ以上の点を重ねられればいい。大阪桐蔭さんとできるということでみんなすごくワクワクしている。自分たちがどこまで通用するか大阪桐蔭さんと戦って分かると思うので、甲子園という舞台で楽しんで、最高のゲームをできるように頑張りたい」と、ジャイアントキリングに腕をぶした。
昨年11月に指導を受けたイチロー氏(48=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)からは、勝つたびに祝福のメッセージをもらっている。強敵を前に、武者震いする国学院久我山ナイン。イチローさんも興味津々で見守っているはずだ。












